にゃん子と寺子屋日記
ちゃんからのメッセージ(18)
ふと、気づいてしまったことがある。
ちゃんが死んで、4ヶ月たったことになるが、その間、ちゃんのことは、余り思い出さなかったし、死に方も感動的だったので、納得できて、このサイトのパスワードも忘れてしまい、そのままになっていたが、昨日あたりから、妙に思い出して、辛い気持ちもあったし、たまたまマヌル猫の動画も見たりして、思い出しが決定的になって、区切りをつけようという気になった。
で、出てきたパスワードを入れるとログインできたので、あらためて読み返してみると、これが自分でも言っていいのか、猫の様子がとてもほのぼのして愉しかった。
邪気を吸い取る猫を読み返して、ふと、そうか、あの畑は邪気が多いのかと気づいた。
確かに、ちゃんを家に連れて帰ってからというもの、足が遠のいて、カフェも休みがちになり、
1週間に2~3回が限度、今年になってからは、武漢肺炎もあって、ほとんど閉店状態。
それでも、たまに顔を合わせたマンションのお客さんから、「いつ来てるの?来ているときはうちからでも見えるように黄色い旗を立てて」と黄色の大判ハンカチまでいただいたので、
旗を立てるようにはしているが、草取りは早朝にしているので、前のように日中はほとんど行っていない。
ちゃんが畑にいる時は、待っている!!と思って、家の仕事を切り上げても毎日行っていたが、
実際、毎日待っていて、近づくと、自分がやってくる方を前足を出して、スフィンクスのような形をして待っている姿が目に入って、思わず、来たよーと手を振ってしまったこともたびたび。
猫に手を振るとか・・と自分でも苦笑した。
ちーちゃん、まだ死ぬような年ではないはずなのにと、いろいろ考えていて、ふと、そうか、教えてくれていたんだ、ここは余りいい土地ではないよと、今になって気づいてしまって、愕然とした。
確かに、畑に連れていかずに、このあたりでうろうろしている方が長生きできただろうと思う。
まあ交通事故に遭う確率があるけど、あの用心深さからいうと、それも低いと思う。いろいろな縁で、畑に連れていくようになったけど、いろいろ手は尽くしたけど、結局それが一番の原因ということになる。
ひとえに畑の縁が悪かったということ・・。
猫がいなくなってからというもの、なんだか行きたくない感じで、自分でもなんでこんな気分になるのか、おかしいとは思っていたが、今、そのメッセージを確信した思い。
猫に悪い縁が、人間にいいはずがない・・。
ちゃん、死んでまで教えてくれてありがとう・・(感謝)(涙)。