同じ空の下で〜忘れられない7年間〜





九州に来てからはお義母さんが
皆で住もうと楽しみにしていて
くれたので最初のうちは皆で
住めばいいかなんて甘い考え。



最初の頃は皆ワイワイ楽しかった。




だけど、所詮他人。




私のやることなすことに陰口。





毎日のように


義母「あそこのアパート
空いてるらしいよ。」

「一緒に不動産いく?
乗せて行くよ?」



子供の文句。





なんのためにきたのか
全く分からなかった。




誠さんの前ではいい顔して
何も言ってこないのに
仕事でいない日中はたくさん
言われた。



九州の真夏はめちゃくちゃ暑い。



大人の私でも汗が垂れてくるくらい
暑いのに朝になったらクーラーは
切られ、夕方にならないと
つけたらだめと言われ、
子供連れて公園いっておいでって
真夏だよ?妊婦だよ?幼児だよ?


暑くて死ぬかと思った。






てか、こんな生活なら子供と
一緒に電車に飛び込んで死んで
骨は地元に送ってくれればいい。



毎日そんなことばかり
思うようになった。



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