同じ空の下で〜忘れられない7年間〜



お母さん「もう二度と会わないで。
何この部屋。全部捨てるわよ。
あなたは出て行く準備しなさい」

私「…。」

私たちが今まで一緒にいった写真たちか
ビリビリ破かれてゴミ袋に。。

私「もうやめて!!触らないで!!」

そんなのもおかまいなし。

私たちの全てが無残な姿に。





お母さんとお父さんが部屋の掃除
してる中、私たちは二人でエレベーター。


沈黙のエレベーターがつらくて、
意味がわからなくて


私「意味がわかんないよ。」

抱きしめて欲しくて近づいていく私に




健次くん「今は無理だよ。ごめん。
また連絡するから。」



私「…。」


しんどいし辛いよ。
だけど私は泣かなかった。

ってより涙がでなかった。


女の前で泣くのも嫌だった私は



車に乗ってる女に向かって



「幸せになってください。」


それだけ言って自分の荷物持って
二人の前を離れた。


< 50 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop