同じ空の下で〜忘れられない7年間〜




ちびと合流して4人で久しぶりの会話。


心配そうにしてる俊と綾とは
ばいばいして久しぶりのふたり。


本来なら私の実家に泊まればいい。
だけど行ったのはちびの大学の寮



沈黙が続く私たち。



そうだよね、あんなことがあった後だもん
なに喋っていいかもわからないよね。


口を開いたのはちびだった。



「ごめんな。
俺らあと1年早く出会ってれば
こんなことにならなかったのにな。」

この意味さえもこの時のわたしには
全くわかってない。

来てくれたことが何よりも嬉しくて
言われてる意味がわからなかった。


久しぶりに感じるちびの温もり。

このがっしりした体が大好きだった。
やっと会えたね。泣


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