同じ空の下で〜忘れられない7年間〜
ちびの実家?!
びっくりもしたけど普通に出た私。
電話の相手はお母さんだった。
私「もしもし。」
ちび母「お久しぶり。
元気にしてるの?」
私「なんとか元気でやってます。
ちびは元気にしてますか?」
ちび母「えぇ。元気でやってるよ。
ただあなたに謝りたいことがあって
電話したの。」
私「?何でしょうか?」
ちび母「あの時は本当にごめんなさい。
あんなことしたくなかったけど
しなきゃいけない事情があって
あそこまでしてしまったことごめんなさい。」
私「涙」
泣くことしかできなかった。
だけど伝えたかった。
私「ちびに会いたいんです。
声も聞きたいんです。辛いんです。」
ちび母「辛いよね。しんどいよね。
その気持ちはわかる。辛いのは健次も
一緒なのよ。
あの子、◯◯◯市(私の地元)で
守りたい女の子がいるって
言ってきたの。それがあなただった。」
私が捕まってないか不安で実家に
電話したときに初めて私の存在を
知ったちびママ。
おばあちゃんが聞いてきたどっちの子?
それはちびは地元にはずっと昔から
つきあってる女の子がいたから
おばあちゃんも意味がわからなくて
どこの子って聞いてきたこと。
病気が治って退院したばかりだったのに
こんな話を聞かされて
また倒れそうって言ったばあちゃんの
意味もこの時、初めて知った。