同じ空の下で〜忘れられない7年間〜
朝の4時半。
目が覚めた。
私の声にびっくりして起きる妹。
あいり「私はばーちゃんと健ともう
向かってるから来るならおいで。」
私は急いで用意して妹連れて
高速で5時間かかるところまで向かった。
お父さんなんてそんなすぐ死ぬような
人じゃない。ただ倒れただけ。
何回言い聞かせただろう。
大丈夫。大丈夫。
何の根拠もない大丈夫。
私はいつもそう。大丈夫じゃないかも
しれないけど自分に言い聞かせる大丈夫。
車を走らせて3時間は走っただろう。
一本の電話が入った。
それは先を走るあいりからの電話。