加瀬くんのカノジョはもうやめる。
…お母さんなら…
何か知ってるかもしれない。
「築島くん、私先帰るね!!」
「え、ちょっ、芹奈ちゃん!?」
家へ走る私を見て、
築島くんは誰かに電話をかけていた…
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「はぁっはぁ…っお母さん!!」
「わぁ!びっくりした!なぁに、芹奈。走って帰ってきたの?」
「それより、教えて欲しいの!
小学校のこと!」
「えっ…」
お母さんは何やら焦った顔をしていた。
私の過去に何があるの?
私は何を忘れちゃってるの?