加瀬くんのカノジョはもうやめる。



…お母さんなら…
何か知ってるかもしれない。



「築島くん、私先帰るね!!」

「え、ちょっ、芹奈ちゃん!?」


家へ走る私を見て、
築島くんは誰かに電話をかけていた…





_________________。



「はぁっはぁ…っお母さん!!」

「わぁ!びっくりした!なぁに、芹奈。走って帰ってきたの?」


「それより、教えて欲しいの!
小学校のこと!」

「えっ…」



お母さんは何やら焦った顔をしていた。



私の過去に何があるの?
私は何を忘れちゃってるの?






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