加瀬くんのカノジョはもうやめる。



ガチャ…


「おー!すごいいい天気だよー!」


空は雲ひとつない青空が広がっていた。


「加瀬くんも私に用事あったの?」

「あぁ。」

「じゃあ加瀬くんからどうぞ!」

私は加瀬くんの前に立って話し始めるのを待った。



「…俺、ほんとは覚えてるんだ」

「ん?何を?」

「あの日のこと。」

あの日…?
どの日のこと…?

「俺が熱出した日のこと。」

「えっ…」



それって…








キスしちゃったことだよね…?







< 48 / 133 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop