加瀬くんのカノジョはもうやめる。
「い、いやぁ…見てないなぁ?」
ここは知らないフリをしよう。
「そっか。残念。」
しーちゃんの身の危険は逃れられた…
「おい。」
ホッとしてるのも束の間。
それはそれはもう、
不機嫌な声が後ろから聞こえた。
「うわ…芹奈ちゃん俺行くわ!」
「あ!逃げた!」
浅田くんに逃げられ、
不機嫌な加瀬くんと2人きりに。
「あの、加瀬くん?なんでそんなに怒って…?」
「こっち来い!」
えぇーー。
どこ行くの〜。