何でも叶える不思議なカード
「だよね、死にたくないよね…」
杏里は、凄いよ。
『あ、ちなみにバレた瞬間、杏里さんは死んで、南さんは元に戻りますけどね』
ま、まだいたの?!
『くれぐれも人に言わないように』
「はぁーい♪」
杏里ってバレたら怖いって思ってるよね?
「山本と…咲愛?!」
「え、柚瑠?!」
「どうして、ここに?」
「南は、咲愛の友達だもんねっ!」
「うん…」
「そっか…俺は…。な、なんでだろ…」
「えー、分かんないのか~。ちぇっ。つまんないのー」
そういったのは杏里だ。
「柚瑠、何もないなら帰りなよ」
私は少し八つ当たりした。
「ははっ。そうだな、じゃあ明日」
「うんっ」
柚瑠の姿が見えなくなって、杏里は口を開く。
「ねぇ。さっきさ咲愛、柚瑠くんに八つ当たりしてたよね。何で?」
「え…?あ…。杏里と話したくってさ」
「え~。何を?」
「杏里はさ、好きな人とかいるの?」
「ええっ。何?いきなり」
「あー、なんかさ、恋バナ憧れてて」
「うーん。いないけどなー。咲愛が羨ましいよ~」
「え、意外!いないのかー。私さ、あの人に愛されてないと思う」
「…っ。だよね」
「杏里みたいに、好きな人いなければこんな風に傷つかなかったのかなぁ…」
「ち、違うよ!このカードがある限りこんな思いはするんだよ!」
「そっか!だ、だよね!」
「と、とにかく!うちに帰ろ!」
「だね!」
杏里は、凄いよ。
『あ、ちなみにバレた瞬間、杏里さんは死んで、南さんは元に戻りますけどね』
ま、まだいたの?!
『くれぐれも人に言わないように』
「はぁーい♪」
杏里ってバレたら怖いって思ってるよね?
「山本と…咲愛?!」
「え、柚瑠?!」
「どうして、ここに?」
「南は、咲愛の友達だもんねっ!」
「うん…」
「そっか…俺は…。な、なんでだろ…」
「えー、分かんないのか~。ちぇっ。つまんないのー」
そういったのは杏里だ。
「柚瑠、何もないなら帰りなよ」
私は少し八つ当たりした。
「ははっ。そうだな、じゃあ明日」
「うんっ」
柚瑠の姿が見えなくなって、杏里は口を開く。
「ねぇ。さっきさ咲愛、柚瑠くんに八つ当たりしてたよね。何で?」
「え…?あ…。杏里と話したくってさ」
「え~。何を?」
「杏里はさ、好きな人とかいるの?」
「ええっ。何?いきなり」
「あー、なんかさ、恋バナ憧れてて」
「うーん。いないけどなー。咲愛が羨ましいよ~」
「え、意外!いないのかー。私さ、あの人に愛されてないと思う」
「…っ。だよね」
「杏里みたいに、好きな人いなければこんな風に傷つかなかったのかなぁ…」
「ち、違うよ!このカードがある限りこんな思いはするんだよ!」
「そっか!だ、だよね!」
「と、とにかく!うちに帰ろ!」
「だね!」