あなたしかいらない



「マジ?よかった〜!!」



「…で、なんで?」



私は気になったことを聞いた。



「ん?……フフフ…わかんないか?」



昂佑くんはなんか怪しい薄ら笑いを浮かべている。



「……?…わかんない…けど………??」




今日は…誰かの誕生日でもないし…



…なんだろう?




「ちょっと織聞くなよォ」


昂佑くんは私に耳打ちした。



「来月さァ、織の誕生日じゃん?だから、相談にのってほしいんだけどさァ…いいか?」



ああ!!織の誕生日か!



「いいよ♪」



「だから織には内緒な。」



「ん いいよ♪」



昂佑くんは妹想いだなぁ。


感心しちゃうなぁ〜






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