あなたしかいらない



「じゃん♪」


陽芽は、リボンが付いた袋をカバンから取り出して見せた。


「…貰っていいのか…?」

「いいよ♪」



何だろう…



俺は袋をあけてみた。



あけてる時には甘い匂いがした。



「…カップケーキ?」


「マフィンだよ♪ちょうど、今日の調理実習で作ったんだよ〜」



「……食べていいのか?」


「どーぞどーぞ♪」



「いただきまーす…」


俺は陽芽が作ったマフィンを食べた。


「どお?どお?」



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