あなたしかいらない



織と天條院くんの世界(←?)から連れ戻そうと(?)千里兄は呼び掛けた。


「あの…」


「あ そぉいえば陽芽ちゃん、用事あったんだよねぇ!
なんだっけぇ?」



うろ覚えですか…



「あの…今日、少し前に隼人くん来なかった?」


「隼人…?
あ」


「来たの!?」


「つい…15分くらい前かな…来たかも」


すご!推測大当たり!!


「どっ…どこに!?」


「んー…たぶん校舎の中だと思うけど…」


「ありがとうっっ!」


私はダッシュで校舎の中に入った。


「…あんなに陽芽ちゃんって足速かったっけ?」


「…さあ…
んじゃオレも行ってくるわ。」




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