あなたしかいらない
──5分後
ウェーブだった私の髪の毛はサラサラの髪の毛に変わった。
「うわぁ〜っ…陽芽ちゃん、よく似合うねぇ〜っ!かぐや姫みたい〜!!」
かぐや姫…って…どんだけ古い時代なんだよ…
「んぢゃぁ…陽芽ちゃん…教室戻ろっか♪」
「へ?うん…。?」
なんか私の頭は混乱しちゃってた…
髪の毛ストレートにして終わりって…どゆこと?
教室のドアの前まで来て織は、何故だかニーッコリしながら言った…。
「…んぢゃ陽芽ちゃんっ♪このドアを開けてくださぁ〜いっ♪」