あなたしかいらない
「すっげ綺麗だなー…陽芽」
ドキンッ!
隼人くん…そんなに真顔で言われたら恥ずかしいよぅ……
「ありがとう…。////」
「んぢゃっ!これで私は退散するねぇっ!
まだ式まで10分あるからぁ、おふたりでごゆっくりぃ〜♪」
「えっ……ちょ、織!!!?」
パタン
ふたりっきりとか……さっきの隼人くんの台詞の手前、照れる……。////
「陽芽」
「え?何?隼人く……んっ」
私が振り向いた瞬間、隼人くんは私にキスをした。
いつもよりも、長めの甘いキス。
やっと唇が離れたら、今度はほっぺにキス。
「はっ……隼人…くん?」