あなたしかいらない



「つっ……ついに来てしまった……この時がっ……!」


ああああああーーっ!


いいい今から隼人くんと……するのかなっ!?しちゃうのかなっ!!!?


ぶっちゃけ……全然怖くないって言ったら…嘘になるけど…

勇気を振り絞るんだっ!私っ!



「あ、風呂わいたから、陽芽先入ったら?」


「あ、う、うんっ」



ちなみに、隼人くんは神楽家(ウチ)の後継ぎとして婿入りして、

ウチの3分の1を私と隼人くんが住むようにしてくれた。


だから、どこに何があるってゆーのは、私のほうが詳しいことになる。


だからコーッソリ、ベッドの下にアレを隠しておいた。


たぶん…見つからないはず……!



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