あなたしかいらない



大好きだから…何か、私からしてあげたい。



隼人くん―――







「陽芽、お湯抜いちゃってよかった?」


10分もしない内に隼人くんはお風呂からあがってきた。


う!しっ……しかもジーパン以外はいてないっ……!


ドキドキが……ヤバい。



「陽芽、おいで」


優しく、私の名前を呼ぶ隼人くん。


そのことに、ドキドキしながら隼人くんのほうに歩いてく私。


近くまで行くと、ギュッと抱き締められた。



「…………っ!」




< 209 / 216 >

この作品をシェア

pagetop