あなたしかいらない
大好きだから…何か、私からしてあげたい。
隼人くん―――
「陽芽、お湯抜いちゃってよかった?」
10分もしない内に隼人くんはお風呂からあがってきた。
う!しっ……しかもジーパン以外はいてないっ……!
ドキドキが……ヤバい。
「陽芽、おいで」
優しく、私の名前を呼ぶ隼人くん。
そのことに、ドキドキしながら隼人くんのほうに歩いてく私。
近くまで行くと、ギュッと抱き締められた。
「…………っ!」