あなたしかいらない



だから



俺の好きな人、



神楽陽芽は


当然、いないだろうと思った。




だけど…



「あ!隼人くん!お疲れさま!!ジュース買ってきてあるけど、飲む?」



「え…」



これは、幻だろうか。




校門で



陽芽が待ってる…



なんて…



「?おーい…隼人くん?」


気づけば、俺は固まっていた。




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