あなたしかいらない

帰り道




ゔ〜……



き…気まずい…



隼人くんが家まで送ってくれるってゆーのは嬉しいんだけど…


さっきから喋る話題が無くて…


話が途絶えたまま…。




まぁ話すも何も、今日会ったばっかだから何も話すことないんだよね…(汗



「…なぁ。」



そんな沈黙を先に破ったのは、隼人くんだった。



「うん?」



なんだろ…



「俺たちってさぁ…仲良くなるの、早いよな…。」


仲良く…か…


「…そうだね!」


すごく


この言葉が


私にとっては


何故か


すっごい嬉しかった。



きっと



隼人くんが言った言葉だから


隼人くんのことが好きだから、


とてもキラキラしてて



嬉しいんだね───。




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