あなたしかいらない



「まさかチューくらいまでは進んでるんでしょぉ??」



「えぇえぇぇ!!!」



その時私の顔は一瞬で赤くなった。



「あ顔赤いよ陽芽ちゃん♪やっぱチューしちゃったんだぁ〜」



「違っ……」


「照れなくてもいぃのにぃ♪」



織、絶対唇だと思ってるよ〜!!




「ちっ…違うのッ!隼人くんとはキスしたけどしてないの!」



「…え?それ…どぉゆぅ意味??」




「あのねっ…!」



「はーい席ついて〜!!出席とりまーす!」



先生…なんっつうタイミングだよ〜!!



「んぢゃ陽芽ちゃん!!昼休みに包み隠さず話してねッ!!」




「え゙ッ…うん…」




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