緊急逮捕-独占欲からの逃亡ー
「楓馬も、私に負けず劣らずのSよね。
そういうところが良いの」

「さてと、無駄話はここまで。
言ったろ。ムカついてんの。殺してやりたいくらいに」

喉元にナイフを突きつけた。
多少の物理的な攻撃も味合わせてやらないと。

「少しでも動くとサクッといっちゃうよ。
サドって、自分がやられることには慣れてなでいしょ?
痛もが苦手だから他者に対して痛みを与えてる。

どこまで耐えられる?」

「こんなことしてただで済むと思ってるの?
楓馬の将来は私の腕の中と言ってもいいのよ」

「まだ反省しないんだ」

「いった…。

嘘。本当に刺したの」

「古賀が動いたんだよ。
ほら、謝罪の言葉くらい並べたほうがいいんじゃない?
このままだとかすり傷じゃすまなくなるけど」

みるみるうちに顔が青ざめていく。
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