恋の駆け引き~イケメンDr.は新人秘書を手放せない~
あいつがいなくなってから2日。
俺の機嫌は悪くなるばかり。
仕事ははかどらないし、何を食べてもうまくないし、しまいには物が見つからなくなって1人で叫び出す始末。
本当に情けない。
茉穂が来るまで俺はどうやって生きていたのか、もう思い出すこともできない。
どうやら俺は、あいつに懐柔されてしまったらしい。
「オイ」
珍しくノックもせず、副院長室に入ってきた武広。
怒っている様子はないが、口調は砕けた物だ。
「お待ちかねの連絡が来たぞ」
「あいつか?」
「ああ」
待っていた、茉穂から武広への返信メール。
書類の送り先は実家になっていた。
「武広、止めるなよ」
いくら止めても行く。
「ああ、行って来い」
なぜか武広も止めなかった。
俺は仕事を放り出して茉穂の実家へ向かった。
待っていろ茉穂。
絶対に手に入れる。
俺の機嫌は悪くなるばかり。
仕事ははかどらないし、何を食べてもうまくないし、しまいには物が見つからなくなって1人で叫び出す始末。
本当に情けない。
茉穂が来るまで俺はどうやって生きていたのか、もう思い出すこともできない。
どうやら俺は、あいつに懐柔されてしまったらしい。
「オイ」
珍しくノックもせず、副院長室に入ってきた武広。
怒っている様子はないが、口調は砕けた物だ。
「お待ちかねの連絡が来たぞ」
「あいつか?」
「ああ」
待っていた、茉穂から武広への返信メール。
書類の送り先は実家になっていた。
「武広、止めるなよ」
いくら止めても行く。
「ああ、行って来い」
なぜか武広も止めなかった。
俺は仕事を放り出して茉穂の実家へ向かった。
待っていろ茉穂。
絶対に手に入れる。