恋の駆け引き~イケメンDr.は新人秘書を手放せない~
「大丈夫?」
「ええ」
「緊張してる?」
「ハイ」
もちろん。
その日の午後、真之介と2人で院長室へ向かった。
「彼女と結婚します」
前置きもない一言。
もしかして反対されるのかな?
私なんかが相手では、きっと不満だと思う。
しかし、
「そうか、いいと思うぞ」
えええ?
意外にも賛成され、私の方が拍子抜けした。
後から聞いた話では、課長が事前に話をしてくれたらしい。
「あんな真之介は初めて。並木くんが来てから、真之介が人間らしくなった。あいつには彼女が必要なんです」と力説してくれていた。
週末には真之介の実家へお邪魔し、お母様やお姉さん夫婦と対面。
あれよあれよと私たちの結婚が決まっていく。
幸せで、幸せすぎて怖い。
「真之介、私あなたが好きです」
「俺も、茉穂を愛している」
これが私の、ハッピーエンド。
私は真之介の生涯のパートナーになった。
「ええ」
「緊張してる?」
「ハイ」
もちろん。
その日の午後、真之介と2人で院長室へ向かった。
「彼女と結婚します」
前置きもない一言。
もしかして反対されるのかな?
私なんかが相手では、きっと不満だと思う。
しかし、
「そうか、いいと思うぞ」
えええ?
意外にも賛成され、私の方が拍子抜けした。
後から聞いた話では、課長が事前に話をしてくれたらしい。
「あんな真之介は初めて。並木くんが来てから、真之介が人間らしくなった。あいつには彼女が必要なんです」と力説してくれていた。
週末には真之介の実家へお邪魔し、お母様やお姉さん夫婦と対面。
あれよあれよと私たちの結婚が決まっていく。
幸せで、幸せすぎて怖い。
「真之介、私あなたが好きです」
「俺も、茉穂を愛している」
これが私の、ハッピーエンド。
私は真之介の生涯のパートナーになった。