恋の駆け引き~イケメンDr.は新人秘書を手放せない~
「なあ、火傷どうなった?」
「えっと・・・」
「何もしてないだろう?」
うん。確かに。
「傷の消毒は?」
「・・・」
昨日の夜、手当てをしてもらってそのままだった。
まだ少しジュクジュクしてる。
「見せて」
「はい」
大人しく右腕を差し出した。
しばらく、傷口を見ていたボス。
顔が怖いです。
ガーゼをはがし、消毒をして、薬を塗る。
たったそれだけなのに、
痛た、痛たい。
「放っておくからだ」
顔をしかめた私に、ボスの冷たい言葉。
わざと痛くしてるでしょうと、言いたくて言えない。
それにしても、痛いー。
我慢できず、涙が出てしまった。
「馬鹿、泣くな」
頭をポンポン。
ヤダ、優しくしないで。
「えっと・・・」
「何もしてないだろう?」
うん。確かに。
「傷の消毒は?」
「・・・」
昨日の夜、手当てをしてもらってそのままだった。
まだ少しジュクジュクしてる。
「見せて」
「はい」
大人しく右腕を差し出した。
しばらく、傷口を見ていたボス。
顔が怖いです。
ガーゼをはがし、消毒をして、薬を塗る。
たったそれだけなのに、
痛た、痛たい。
「放っておくからだ」
顔をしかめた私に、ボスの冷たい言葉。
わざと痛くしてるでしょうと、言いたくて言えない。
それにしても、痛いー。
我慢できず、涙が出てしまった。
「馬鹿、泣くな」
頭をポンポン。
ヤダ、優しくしないで。