片翅エデン
 大半の者が信じないか、面白半分で参加するくらいだろう。それでもチラシが、鉱石のように輝いて見えた――迷いなんてなかった。


「私の、“片翅”はどう思う?」

「どこまでもついていくよ、おれの“片翅”」



 それが合言葉。


 それだけで強くいられる私たちは。


 だって、もうひとりぼっちじゃない。どこへだって行けるんだ、これから何処まででも。

< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

言ノ花の森
椿灯夏/著

総文字数/30,850

詩・短歌・俳句・川柳292ページ

表紙を見る
神隠しの杜
椿灯夏/著

総文字数/55,033

ホラー・オカルト164ページ

表紙を見る
幻想月夜
椿灯夏/著

総文字数/5,563

絵本・童話26ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop