愛したことを忘れた人
ここから水口優目線
電話がかかってきた時私は電車に乗っていた。

(え、加藤さん?なに?
まぁいいか、
電車ってことで出ないとこう)

そしたらもう一回かかってきた。

(なんかあったのかな?
仕方なく電車から降り電話に出る)

[もしもし、どうしたんですかー?

[あっもしもし?
ごめんね、
もう電車?

[そうですよー
今降りましたけど笑

[そっか笑
ごめんね。
今から会えないかな?

[え、今からですか?

[うん、もう終電なくなっちゃって帰れないんだよね

(うわっこれヤルパターンのやつやん)
上司だしなー
まぁでも加藤さんならいっかー)

この時の私は軽かった
付き合ってないし嫌じゃなければそれなりそういうことをしていた。
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