一夜からはじまる恋
「双葉さん、まだ倉庫にも行ってなかったの?」
主任の声に湊も樹の方を見る。樹は慌てて倉庫へ向かい湊へ背を向けた。
「すみません。すぐ在庫持ってきます。」
上司へ伝え樹は足早に倉庫へ向かった。

倉庫の中で配るサンプルの在庫を持ちすぐイベント会場へ戻る。

イベントで忙しくしながらもずっと湊の姿が頭から離れなかった。
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