一夜からはじまる恋
「お義母さん、これ少ないですけど」
樹は封筒を陸の母に渡す。
「いつもありがとう。ごめんね。」
はじめは陸の両親も樹からお金を受け取るのを拒否していた。でもどうしても樹自身のためにも陸の延命をしてほしいという樹にとっては、お金を受け取ってもらえるうちは延命してもらえるという心のよりどころになっていることを知った陸の両親は受け取ってくれるようになった。
入籍をしていなかった樹には陸の命に関する選択はできない。
「これ、お花買ってきたんです。お義母さんドライフラワーにしてくれるかなって」
陸の母はフラワーアレンジの学校へ通ったり最近はドライフラワーにはまっている。それを知っている樹からのプレゼントだった。
「ありがとう。さっそくちょっと下準備してこようかしら」
陸の母は花を受け取り給湯室へ向かった。
樹は封筒を陸の母に渡す。
「いつもありがとう。ごめんね。」
はじめは陸の両親も樹からお金を受け取るのを拒否していた。でもどうしても樹自身のためにも陸の延命をしてほしいという樹にとっては、お金を受け取ってもらえるうちは延命してもらえるという心のよりどころになっていることを知った陸の両親は受け取ってくれるようになった。
入籍をしていなかった樹には陸の命に関する選択はできない。
「これ、お花買ってきたんです。お義母さんドライフラワーにしてくれるかなって」
陸の母はフラワーアレンジの学校へ通ったり最近はドライフラワーにはまっている。それを知っている樹からのプレゼントだった。
「ありがとう。さっそくちょっと下準備してこようかしら」
陸の母は花を受け取り給湯室へ向かった。