色盲症の彼女は幸せの色がわからない。
その夜、私はすぐには眠れなかった。
どこかおちつかなくて、
気づけば海斗のことを考えていた。
❀
んん…
朝。
私は結局眠ったのだろうか…
そしていつものように顔を洗い、
適当に朝ごはんを済ませて学校へ向かった。
❀
「しっ、白井さん!おはよう…!」
「ん…どうも。おはよう」
((クールな白井さんもかわいい…))
おはよう、と声をかけてくるのは男子ばかり。
そう、私には本当に本当に、、友達がいないのだ。
「はぁ…」
自分から声をかければ、出来るのだろうか。
でも…そこまでして友達をほしいとも思わない。
どうしてこんなにひねくれちゃったのか…
ザワザワ……
「ん?」
なんだか廊下が騒がしい。
小さい身長を背伸びさせて見てみるとそこには…
「!?」
海斗…、海斗がいる!
そして海斗の前には1人の女の子。
誰だろう…彼女かな?
「梨花…、ごめん。何度もいうけど
俺、もうより戻すつもりないから。」
「そんな、海斗!どうして…!あんなに楽しく過ごしたのに!」
「…わるい、俺気になる奴出来たから。」
「え…」
ザワザワとした周りの声でなんて言ってるかわからなかったけど
はっきりときこえたのは
〝気になる奴出来たから〟
その言葉だった。
どこかおちつかなくて、
気づけば海斗のことを考えていた。
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んん…
朝。
私は結局眠ったのだろうか…
そしていつものように顔を洗い、
適当に朝ごはんを済ませて学校へ向かった。
❀
「しっ、白井さん!おはよう…!」
「ん…どうも。おはよう」
((クールな白井さんもかわいい…))
おはよう、と声をかけてくるのは男子ばかり。
そう、私には本当に本当に、、友達がいないのだ。
「はぁ…」
自分から声をかければ、出来るのだろうか。
でも…そこまでして友達をほしいとも思わない。
どうしてこんなにひねくれちゃったのか…
ザワザワ……
「ん?」
なんだか廊下が騒がしい。
小さい身長を背伸びさせて見てみるとそこには…
「!?」
海斗…、海斗がいる!
そして海斗の前には1人の女の子。
誰だろう…彼女かな?
「梨花…、ごめん。何度もいうけど
俺、もうより戻すつもりないから。」
「そんな、海斗!どうして…!あんなに楽しく過ごしたのに!」
「…わるい、俺気になる奴出来たから。」
「え…」
ザワザワとした周りの声でなんて言ってるかわからなかったけど
はっきりときこえたのは
〝気になる奴出来たから〟
その言葉だった。