似た者同士の恋物語
誰かにとられたくない
渡したくない
……この人の一番近くに
傍にいるのは自分じゃなきゃ嫌だ
「…………鴻鳴先輩
……ずっと、ずっと前から好きでした
私と…付き合ってください」
恥ずかしくて、怖くて、不安で
どうしても体が震える
涙目になる
でも
それでもまっすぐ
もう一度
今度は視線を逸らさず、うつ向かないで伝える
ずっとずっと伝えたかった
先輩の目を見て言いたかった言葉を
…
…
…
「………だから、先輩は禁止って言ってるのに」
ふっと表情を緩めて
どこか困ったような
だけどすごく嬉しそうな笑顔で
そのまま
「!」
鴻鳴先輩の唇が私の唇に触れる
渡したくない
……この人の一番近くに
傍にいるのは自分じゃなきゃ嫌だ
「…………鴻鳴先輩
……ずっと、ずっと前から好きでした
私と…付き合ってください」
恥ずかしくて、怖くて、不安で
どうしても体が震える
涙目になる
でも
それでもまっすぐ
もう一度
今度は視線を逸らさず、うつ向かないで伝える
ずっとずっと伝えたかった
先輩の目を見て言いたかった言葉を
…
…
…
「………だから、先輩は禁止って言ってるのに」
ふっと表情を緩めて
どこか困ったような
だけどすごく嬉しそうな笑顔で
そのまま
「!」
鴻鳴先輩の唇が私の唇に触れる