似た者同士の恋物語
つむぎちゃんの返しも一蹴
倖お兄ちゃんはにっこり笑って言葉を突き付ける
墓穴を掘ったつむぎちゃん
言い返す事が出来ず、小さく唸ってる
「……とにかくさ
それだけ好きな相手と結ばれたってすごい事なんだから
大事にして、たくさん大事にしてもらうといいよ」
そんなつむぎちゃんの頭を撫でながら
倖お兄ちゃんは微笑みながら私に言った
……今日の倖お兄ちゃんは優しすぎて少し怖い
…………だけど
浮かべたその笑顔も
向けられる言葉も全部
嘘偽りのない
心からのものだって伝わってきて
だから、素直に嬉しかった
「ういちゃん」
優しく微笑む倖お兄ちゃんの隣で
つむぎちゃんも私を見て
また、嬉しそうに笑った
「たくさん、幸せになってね」
倖お兄ちゃんはにっこり笑って言葉を突き付ける
墓穴を掘ったつむぎちゃん
言い返す事が出来ず、小さく唸ってる
「……とにかくさ
それだけ好きな相手と結ばれたってすごい事なんだから
大事にして、たくさん大事にしてもらうといいよ」
そんなつむぎちゃんの頭を撫でながら
倖お兄ちゃんは微笑みながら私に言った
……今日の倖お兄ちゃんは優しすぎて少し怖い
…………だけど
浮かべたその笑顔も
向けられる言葉も全部
嘘偽りのない
心からのものだって伝わってきて
だから、素直に嬉しかった
「ういちゃん」
優しく微笑む倖お兄ちゃんの隣で
つむぎちゃんも私を見て
また、嬉しそうに笑った
「たくさん、幸せになってね」