似た者同士の恋物語
それから

鴻鳴先輩とお店をたくさん見て回って
普段は中々聞けない話をたくさん聞いて
私もいっぱい鴻鳴先輩に質問して


とっても楽しくて幸せな時間を過ごした


そんな時間はあっと言う間に過ぎて



「この店見たら帰ろうか」

「そうですね」


日も暮れて、あたりも薄暗くなってきた


最後にもう一軒だけお店を見て帰ることになった


入ったのは
こじんまりとした可愛らしい雑貨屋さん

どうやら女の子向けの可愛らしい小物をたくさん取り扱っているお店のよう


おしゃれにディスプレイされたアクセサリーを眺めていると

ふと、その中のひとつに目を奪われた
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