似た者同士の恋物語
……最近、以前にも増して焦ってる
と言うのも
とうとう三崎に恋愛感情を持つやつが現れたから
それも、同じ雑務係のやつ
しかも同じクラスで、俺とそこそこ仲の良いやつ
この間の雑務係の集まりの時
仕事が終わって帰ろうとした時に
そいつに呼び止められて
………宣戦布告された
『夏見。お前、三崎ちゃんの事好きなんだろ?』
『俺も三崎ちゃんが好きなんだよね』
『お前に伝えたし、これからはガンガン攻めてくから』
『……俺、負けないからな?』
俺の三崎への思いはもろばれで
しかも、そんな風に自信満々に言われて
……俺は情けない事に
動揺してうまく言葉を返せなかった
と言うのも
とうとう三崎に恋愛感情を持つやつが現れたから
それも、同じ雑務係のやつ
しかも同じクラスで、俺とそこそこ仲の良いやつ
この間の雑務係の集まりの時
仕事が終わって帰ろうとした時に
そいつに呼び止められて
………宣戦布告された
『夏見。お前、三崎ちゃんの事好きなんだろ?』
『俺も三崎ちゃんが好きなんだよね』
『お前に伝えたし、これからはガンガン攻めてくから』
『……俺、負けないからな?』
俺の三崎への思いはもろばれで
しかも、そんな風に自信満々に言われて
……俺は情けない事に
動揺してうまく言葉を返せなかった