似た者同士の恋物語
「……つむぎちゃんがうらやましい」
「…ういちゃん」
落ち込む私に
つむぎちゃんは心配そうな顔
つむぎちゃんに心配をかけたくないけど……
「……先輩の教室には行きづらい
他の先輩達から白い目で見られるから」
会いたいけど
上級生の目は怖い
そもそも、先輩とはそこまで親しいわけじゃないから
会いに行くのもはばかられる
「お化粧したくても
1年のくせにって目をつけられるの怖くてできないし」
女の先輩は怖い
あたりが厳しい上に干渉的で
「先輩、人気あるから
いつも人に囲まれてて入る余地ないし」
たまに廊下ですれ違う時があっても
その度誰かが先に声をかけちゃうから
挨拶をする隙さえない
……次々不満や愚痴が口から出てきてしまう
「…ういちゃん」
落ち込む私に
つむぎちゃんは心配そうな顔
つむぎちゃんに心配をかけたくないけど……
「……先輩の教室には行きづらい
他の先輩達から白い目で見られるから」
会いたいけど
上級生の目は怖い
そもそも、先輩とはそこまで親しいわけじゃないから
会いに行くのもはばかられる
「お化粧したくても
1年のくせにって目をつけられるの怖くてできないし」
女の先輩は怖い
あたりが厳しい上に干渉的で
「先輩、人気あるから
いつも人に囲まれてて入る余地ないし」
たまに廊下ですれ違う時があっても
その度誰かが先に声をかけちゃうから
挨拶をする隙さえない
……次々不満や愚痴が口から出てきてしまう