幕末パラレル物語
全員が声を上げた。


なに言ってんだこの人は。いつもいつも。


「どうするかは俺が見極める。天李くん、俺は局長の近藤勇だ。勝負してもらっていいか?」


「…即負けるような気しかしないけど、それで匿ってもらえるならかまわないわ」


「決まりだな」


他が呆気にとられる中、2人はさっさと出ていった。


永倉がぽそりと呟く。

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