君のとなりで恋をします。─上─









────ピンポーン







突然鳴ったインターフォンの音に、思わず揺れる肩。




…き、きた!

玄関でスタンバイしてた私は、インターホンが鳴るとすぐにドアを開ける。










「柊吾…っ!」





「おはよう、香純。」








白いTシャツに黒スキニー、チェックのシャツを羽織った柊吾。



柊吾の私服なんて、見慣れてるはずなのに…

なぜか今日はいつも以上に格好良く見える。









「行こっか。」





「うん!」










< 24 / 316 >

この作品をシェア

pagetop