君のとなりで恋をします。─上─






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「あ〜!惜しかったねぇ〜!」






「あんなブザービートされたら、どんな強いチームでも勝てないよなー。」









試合が終わって、二人で駅に向かう。

残念ながら、私たちが応援してたチームは負けてしまった。




最初に待ち合わせした時は、正直心臓が爆発しそうだったけど…

子供みたいにはしゃいで試合を見る柊吾に、
いつの間にか私の緊張もなくなっていた。










「すごく楽しかったし、勉強になった。


やっぱりスピードって大事だよね…。

練習メニュー、もう一度コーチと話し合わな いとだね。」









プロの選手は、やっぱりみんなすごいスピードだった。


インターハイに行くためには、やっぱりもっとスピードを磨かないと…。













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