君のとなりで恋をします。─上─
「香純ドンマイ!
今ので彼氏からの評価が5下がった!」
「え!?そんなに下がるの!?」
「いや、俺はそんな香純も好きだよ。」
「良かったぁ…。
私も柊吾が大好き。」
「良かったな、柊吾の心が広くて。
俺なら嫌だわ、そんな彼女。」
「桜河…うるさ─────────……
─────へ…へっくしょぉぉん!!」
「色気のねぇクシャミだな。」
「え!?香純!?… 大丈夫!?」
5人全員揃って、いつものように終始大騒ぎな俺たち。
…次の日、香純が熱を出して休んだことは、言うまでもない。