ひとみ




翌日、あたしは勇介と啓太くんに呼ばれた。



「クリスマスのことなんだけど、隼人...来れないって。友里と約束したらしい。」



せっかく、優花と真紀が背中を押してくれたのに、



せっかく、啓太くんと勇介がやってくれたのに、



あたしは知らない間に走り出していた。






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