ひとみ



そこには、息を切らした隼人くんがいた。



「な、なに?」



そこからさきは、激しい息遣いしか聞こえなかった。



しばらくの間、沈黙があった。



あたしたちを見て、『何あのカップル〜!!』なんて言って行く。



すぐ横には真紀たちもいて・・・



あたしが不釣り合いなんだ。





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