ひとみ

三人の母は・・・?




「ムリムリムリ!!入れないよっ!!」



あたしはマンションの前で精一杯の抵抗を見せた。



手を引かれて抵抗するも、難なくエレベーターに詰め込まれた。



「最上階?!」



当たり前のように、ボタンを押して最上階へと向かう。



「おもしろいことって、何?」



隼人くんは頭を掻いて、少し照れ臭そうに言った。



「あれは、その・・・嘘なんだ。」



申し訳なさそうに、隼人くんが俯いた。





.
< 41 / 134 >

この作品をシェア

pagetop