ひとみ




真紀は昨日買った化粧品をあたしにつけて楽しんだ。



そして、ご自慢のコテであたしの髪をくるくるにした。



「昨日雷ヤバかったね〜、平気だった?」



真紀に聞かれてドキッとする。



「ぜーんぜんっ。子供じゃないんだからっ。」



真紀の『終わった』と言う声を聞くと、あたしは鏡を覗き込んだ。



そう言えば、さっきから・・・・廊下の方がヤケに騒がしい。






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