ひとみ




{どーいうこと?!真紀は啓太が連れて行ったし、夏実と隼人はいないし、今日は送別会なのに!!あたしたちには、夏休みの計画だって!!}



次々に出てくる言葉。



あたしは軽く微笑んで言った。



「先輩たちとはどーせ食べに行くからいいじゃんっ!計画は大丈夫!なんとなくできてるし。優花は、勇介くんのこと頼んだよ。」



その言葉に、優花は少し呆れて言った。



{駅前のクレープ。それで許す、じゃ。あ、隼人と何があったか話すこと。じゃ。}



あまりにも唐突な発言に、あたしは苦笑いをした。



そして今度はあたしたちの目の前に啓太くんと真紀が現れた。


「夏実、ありがとう。あたし
、あたし、彼と頑張る。」



横で手を握っている啓太くんはニコニコ笑ってる。



隼人くんも笑った。






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