【番外編 完】愛を知らない彼
イルカショーでは、たまに飛んでくる水飛沫すら楽しくて、大はしゃぎしてしまった。
さすがに少し疲れて、近くのカフェで一休みした。
「はあー、イルカ可愛かったなあ」
「楽しめたみたいで良かった」
「今日は、連れてきてくれて本当にありがとう」
「さて、この後は近くの雑貨屋さんでも回ってみようか?千花の部屋にあったような物を扱っているお店が並んでいるみたいだから、気にいるんじゃないかなあ」
「本当?行ってみたい!!」
水族館のチケットにランチに、康介さんが払ってくれたから、せめてここの支払いは…と申し出た。
「デートなんだから、彼女にお金を出させるわけないでしょ。お返しはまた、千花の手料理を食べさせてよ」
「うん。ありがとう」
その後訪れた雑貨屋さんでは、私の家に来てくれた時に康介さんと使うお揃いのマグカップとか、お茶碗とか箸を買った。
なんだか新婚さんみたいで恥ずかしかったけど、こうして2人の物が増えていくのは、未来につながるようで嬉しかった。
さすがに少し疲れて、近くのカフェで一休みした。
「はあー、イルカ可愛かったなあ」
「楽しめたみたいで良かった」
「今日は、連れてきてくれて本当にありがとう」
「さて、この後は近くの雑貨屋さんでも回ってみようか?千花の部屋にあったような物を扱っているお店が並んでいるみたいだから、気にいるんじゃないかなあ」
「本当?行ってみたい!!」
水族館のチケットにランチに、康介さんが払ってくれたから、せめてここの支払いは…と申し出た。
「デートなんだから、彼女にお金を出させるわけないでしょ。お返しはまた、千花の手料理を食べさせてよ」
「うん。ありがとう」
その後訪れた雑貨屋さんでは、私の家に来てくれた時に康介さんと使うお揃いのマグカップとか、お茶碗とか箸を買った。
なんだか新婚さんみたいで恥ずかしかったけど、こうして2人の物が増えていくのは、未来につながるようで嬉しかった。