【番外編 完】愛を知らない彼
幸せな日々 〜千花〜
「ん……康介さん?」
「おはよう、千花」
そう言うと、髪に優しく口づけされた。
「今何時かなあ?」
「まだ7時だよ。今日は日曜日だから、もう少しこのままゆっくりしていよう」
「うん」
康介さんは、まだはっきり目が覚めない私を抱きしめながら、手で私の髪をすいたり、自分の指にからませたりしていた。
こんなにも幸せを感じた朝は初めて。
好きな人が自分を好きでいてくれる。この時間がずっと続けばいいと願った。
そのまましばらく、うとうとしながら過ごし、そろそろ食事をしようと体を起こした。
簡単な朝食を済ませた後、お昼と夜の食材の買い出しへ出かけた。
それからは、家でゆっくりすることにした。
まだまだ知らないお互いのことを質問し合ったり、DVDを観たり、まったりした時間はあっという間に過ぎていった。
20時頃、明日はお互いに仕事だから、名残惜しかったものの康介さんは帰っていった。
「おはよう、千花」
そう言うと、髪に優しく口づけされた。
「今何時かなあ?」
「まだ7時だよ。今日は日曜日だから、もう少しこのままゆっくりしていよう」
「うん」
康介さんは、まだはっきり目が覚めない私を抱きしめながら、手で私の髪をすいたり、自分の指にからませたりしていた。
こんなにも幸せを感じた朝は初めて。
好きな人が自分を好きでいてくれる。この時間がずっと続けばいいと願った。
そのまましばらく、うとうとしながら過ごし、そろそろ食事をしようと体を起こした。
簡単な朝食を済ませた後、お昼と夜の食材の買い出しへ出かけた。
それからは、家でゆっくりすることにした。
まだまだ知らないお互いのことを質問し合ったり、DVDを観たり、まったりした時間はあっという間に過ぎていった。
20時頃、明日はお互いに仕事だから、名残惜しかったものの康介さんは帰っていった。