I’m a failure
9/20
日付をつけてみることにした。大した意味はないけれど。また退屈な1日が始まると思うと気が滅入る。世界のどこかでまともな生活すら送れていない人々がいることを考えると僕の思考は贅沢かもしれない。それにしても、生きていることに価値を見出すことができない。それでも僕は死ぬことができないのだ。少なくともそれを今望んでいる人は僕を除いていないと思う。障がい者でも生きていける世の中になった。だから、こうして意味を見出すことのできない人生を、日々潰していくのだ。
考えてみれば僕には趣味がない。勉学ばかりの人生だった。好きなことをしろと言われても、やらなければいけないことが思い浮かぶばかりだ。そして、自分の好きなことが何なのか分からない。楽しくない。勉強をしていない自分がいると酷い自己嫌悪に苛まれる。
朝だ。空が晴れている。青と白のコントラストがこれまた美しい。そうだ。僕は空を見上げるのが嫌いではない。
This writing is not my diary.I just write down what I think every day.Days are too monotonous to me.
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