夏の虫
ギッシギッシギッシーーー
「んあ!あっ…イクッ、い、イック―――!!」
ベッドサイドの灯りを受けてカーテンに映る影は、まるで一つの生命体のようにぴったりと重なり合い、激しく揺れている
―――いつまで続くのだろう?
私は部屋の隅で、二人の行為が終わるのをずっと待っている
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