LoveSongxxxx
もうあの頃には戻れないし笑えない・・・・。


結我の言ってたとおりに教室で待っていた。

もう、外は夕暮れ。

いくら、寮だといえど、寮まで5分はかかる距離。

なるべく話を短くしなければならない。

それにもう結我からは逃げられない。

だけど、自分の罪を認めるのが怖くて

逃げ出したい。

「ごめん。待った?」

そう言われ、私は空斗から貰った腕時計を見て、

頭を横に振った。

「つか、ひどいよな。碧里が来ること空斗さんちゃんと言ってなかったんだから・・・。」

私は苦笑した。

これから何て言われるのかが怖かったからだ。

「碧里さぁ・・・笑うの下手になったな。」

言われて当然な事を言われ改めて傷つく。

笑うの下手になったかぁ・・・。

「そうだね。」

「ごめんな。俺がその笑顔を奪ってしまった。」

頭をさげる、結我。

「なんで?なんで結我が謝らないといけないの?私が謝らないといけないのに・・・私が玲我を殺してしまったのに・・・。」

視界がぼやけていく・・・。

きっと涙のせいだ・・・。

「碧里が玲我を殺したんじゃない・・・・。」

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