LoveSongxxxx
黒板を消していた。


柚凪のお手伝いだ。

背が小さいから結局は

何も手伝えないんだけど・・・汗

ガラー

ドアが開く音がして、私は振り向く。

そこには、あの2人が居た。

嫌な沈黙。

もしかして、聞いてた?

いや・・・聞いてなかったよね?

沈黙を破ったのは、海陸でもなく、結我でもなかった。

「痛い。離して。」

「あ?」

海陸の手は何か持っていた。

「「リオ」」

柚凪と一緒に口を開いた。

「あ、ご主人様~~。」

小さい人間みたいな形をした、物体は海陸の手を振り払って

碧里の所に行った。

「会いたかったんです。ご主人様のカバンに入っているうちに、見失って。」

「海陸。リオどこでみつけたんだ?」

「さっき、放り投げられていた。」

ぶっきらぼうに海陸は言った。

リオは、碧里の妖精だ。

空斗と碧里と喋るときは、素直だけど、

他の人と喋ると、態度が変わってしまう。
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