LoveSongxxxx
体がだるいよ・・・

魔法使ったからまた腕が痛い・・・。

「お前、また呪い増えたんだな。」

低い声が頭に響く。

「誰のせいだとおもってんの。」

「空斗。」

「あんたもそうでしょうが。」

そう言うと、あいつは私の前から現れる。

本当の姿ではなく、あいつの魔法で顔とか全てが変わっている。

本当の姿で現れるとすぐに捕まってしまうからなのかな?

「俺もそうなのか・・・。でもさぁ、本当に呪いを解きたいなら殺せばいいジャン。」

普通に言うあいつ。

もう何人も人を殺しているからそう言えるの?

もう昔とは違うの?

「私はあんたと違ってそっちの道にはいかない。それに空斗は命の恩人だから・・・。」

「なぁんだ。俺たちの所に来てくれたら楽だったのによ。
まぁ、結局こっちに来ることになるんだけどな」

「自信があるのね。」

「ああ。」

そう言って私の頭を触る、

私の契約はまだ切れていないから・・・。

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